春よ来い
■『はるまで、くるる。』
のネタバレを、とある流れから読んだけど、いやはや、悪くないぞコレ。一応注意として書いておきますが、アダルトゲームなので18歳未満の方は検索したりしないでネ。
『はるまで、くるる。』*1、なんだか複雑ながら、全体を覆う仕掛けと根底に流れるテーマは、たかがアダルトゲームと侮ってかかるには惜しい。
というかアダルトゲームは(今はどうか解らないけど、00年代は)本来の性欲処理という枠にとらわれないものが多かった。もちろん所謂「抜きゲー」みたいなものもあるし、その存在は肯定こそすれ否定する理由など何処にもない。
てことで、壮絶なネタバレで知った『さよならを教えて』をBDPG予約してまでして発売日に買った僕としては、ネタバレを読むことは苦ではない(あくまで僕個人の話として)。このゲームなんかも、本格的に話が動くまでがなんともダルいという意見を見掛けた。もしそこで投げてしまうとしたら、それは勿体ない。
なんて能書きはともかく、このゲームはやりたくなった。『ピエタ~幸せの青い鳥』とか『for Elise』とか『好き好き大好き』とか『へんし~ん!!!~パンツになってクンクンペロペロ~』とかやりたいアダルトゲームは多いんだけど、本作もそれに加えねばなるまい。うむ。
(テーマソング:フジファブリック『エイプリル』)