好きになった女の子が部屋にルドンの絵を飾ってたらどうしようとか考えてみたけど答え出ないからやめるね。
「美は世界を救う」
(ムイシュキン公爵/『白痴』)
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小川洋子先生の『余白の愛』という作品で、突発性難聴にかかった女性が、速記者の男性の「速記をする手」に惹かれる――という展開がある。
今日仕事中、そう言えば僕は学生のころ、綺麗な女性の「キーボートをタイプする音」がすごい好きだったな、というのを想い出した。僕はなんというか、「できる女性」に惹かれる傾向がある(デキる姉属性)のだけれど、キータイプの音に興奮するというのはなんとも眉を顰められそうな話だ。いや、まあ、綺麗な女性の、というか、僕の好きになる傾向としてキータイプは速いのだ。なによりそのリズムがいい。いつまでも聴いていたくなるキータイプをする女性。今日仕事先でアシスタントの女性が、気持ちのいいリズムで打鍵していて、学生のころに好きだった女の子を想い出したのだ。それもまた、少年の日の心の中にいる青春の幻影なのだが。
■最近観た映画。
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『PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth』
www.p3m.jp
遂に『P3』四部作が完結ということで会社帰りに鑑賞。板野サーカスばりの戦闘シーンは背筋がざわつくくらいの迫力があった半面、尺いっぱいに無理矢理詰め込んだような展開ゆえか、#2のときのように心の深いところまで沈んでいくような気持ちが起こらなかったのは少し残念にも思う。四部作の完結として良い落としどころに着地したと思う。そしてまみこは相変わらず使えない子だったけど、そんなまみこが僕は大好きだよ。まみこの声聴いて嬉ションしそうになったのは内緒だよ。