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AQL日記

能登麻美子さんを愛する犬AQLの、読むと時間を無駄にする日記です。"非モテの星から来た男"のMEMEを云々。

『多重人格探偵サイコ』最終巻を買ったよ。

■さよなら最終巻。

そんなわけで、多重人格探偵サイコ最終巻がついに発売になった(とは言えラストあたりは雑誌で追いかけてたんだケド)。いやしかし、感慨深い。中学のときに知って、そのまま田島昭宇先生の画風にとりつかれて真似しまくったのが懐かしい。
田島昭宇先生は、僕の画風を変えてくれたひとりだ。ちなみに高野真之先生と中村明日美子先生を加えて三大~って感じだろうか。

正直に言って、多重人格探偵サイコは途中の方向転換で明らかに脱輪している。それは作品のジャンルに於いてでもあるし、雨宮一彦を主人公とした物語としてでもある。ただ実際、雨宮一彦の死と、そこから弖虎を主人公とした第二部が始まること自体は予定していたものである(ようである)し、そこは嫌いではない。それを苦手とするひともいただろうな、とは思うし、それを否定もしないよ、ってことだ。途中からは田島先生の画集と揶揄されるくらいには無茶苦茶で、ただその無茶苦茶さが僕は好きだった。

僕の中の三大ロックバンドのひとつ、TMGEを知ったのもこの漫画だった。知れば知るほど、田島先生の趣味で塗り固められていたのだと気付いて笑えたのも懐かしい。あとはM202ロケットランチャー(コマンドーのあれ)の最後の弾をブッ放す回のサブタイトルがthe birthdayの『さよなら最終兵器』だったりしたのも笑えた。最終巻でも趣味全開は変わらない。突き抜けた。その爽やかな独走は、僕にはとても美しく映った。

原作者大塚英志氏の第一巻のあとがきは、今読むとたぶん、笑える。どんなラストを想定していたのかは解らないが、きっと違う場所に辿り着いたのだろうと思う。僕は西園伸二が好きで、『ロリータ℃の素敵な冒険』という原作者による小説が、だから読み返したくて仕方ない。多重人格探偵サイコに影響されて、高校3年間をスーツで通ったのも、いいオモイデだ。さすがにスーツで体育は怒られるから気を付けよう。

「貞本さんのエヴァよりは早く終わると思います」という言葉も遠い昔、少年エースの二大長寿漫画がついに終わってしまった。僕の学生時代を支えてくれた大切な漫画。

読み返そう、少しずつ。大切に。

それに飽きたらサ、


踊ろうぜ。